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8月24日 大歩危〜高知

7時ごろ起床。昨晩は宿に帰ってからもほかの大学生の宿泊者たちに妙な絡み方をしていたらしく、顔を合わせるや否やニヤニヤされた。迷惑がられていないなら何も言うことはない。もし不快を隠していただいていたなら、たいへん申し訳なく思う。

宿で酔いを醒ましながら雑談をし、電車に乗って琴平駅へ。金刀比羅宮へ向かおうとするも、これが思いのほか駅から遠く、また後に控えていた大歩危の峠までに体力を使いたくなかったため、観光を見送り。

琴平駅から2時間半ほどかけて徳島の大歩危駅に到着。道中は太宰から漱石に鞍替え。漱石の作品群は、僕の大学生活に大きな影響を与えている。あるいは人格形成にも。

自転車で秘境の湯に辿り着くのが大歩危の目的。駅から温泉までは片道8kmかそこらだったのだが、あまりの勾配で、平均時速が10km以下だったり、途中で何度も休憩したこともあり、1時間半近く掛かってしまっていた。

しかし、疲労しきった身体に温泉はたまらない。人のほとんど入っていない温泉に、身体中の皮膚がふやけるまで浸かり、手拭いまで購入してしまった。帰り道はその3/4近くが下りだったので、快適に駅まで戻ることができた。もっと余力があれば、かずら橋まで走ることができたかも知れないが、流石にその時は無理と確信した。

大歩危駅からさらに電車で2時間ほど揺られ、高知駅に到着したのが20時ごろ。腹も減ったので、「満潮」に入り、海賊焼きと貝飯をいただく。とにかく絶品のひとこと。あまりの美味しさに、控えようと思っていた日本酒を頼んでしまう始末。五臓六腑に海の幸とアルコールが染み渡り、満足なことこの上なかった。

いい気分で店を後にし、宿がわりの漫画喫茶へ。少しばかり酒を飲んでいたこともあり、すぐに眠りにつくことができた。