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8月21日 京都〜岡山〜広島

旅行 日記 感想―絵画

6時ごろ起床。まだ終わっていなかった旅の荷造りを済ませようとするも、予想よりも荷物がかさばり、色々なものを諦めることに。合羽とか、虫除けスプレーとか。瀬戸内を中心に巡るはずなので、ただただ雨が降らないことを祈るのみ。

7時過ぎに家を出発し、自転車で京都駅へ。輪行袋に入れて担いで青春18切符を購入し、岡山へ向かう。駅のホームを歩いているときに既に思ったことだが、大きなリュックと自転車を携えて移動するのは予想以上に腰に来る。こんなことなら、避暑がてらのプールなどと言わず、大学のジムなどで真面目に足や腰を鍛えておくべきだった。

11時半ごろ、岡山駅に到着。電車では、ゴーゴリ『外套』や太宰治全集を読んでいた。「だてそば」で昼食。支那そばとデミカツ丼を食べる。初デミカツ丼は、なんというか、周期的に食べたくなるような味をしていると思った。これを食べに岡山に来ることはないだろうけど、岡山に来たらとりあえず食べてしまう、という感じ。

次の予定まで微妙に時間が空くも、後楽園や岡山城をゆったり回る時間的な余裕はなかったのと、とにかく暑さから逃れるため、近くにあった岡山県立美術館へ飛び込んだ。日本の画家をまったく知らなかったので、いい機会だと思い岡崎信吾展へ。主な内容は、油彩画を描きはじめた日本人たちの絵画と、岡崎による麦や畑の油彩画。

前者については、美術館のおばさんが何故か付きっきりで教えてくれたし、とても啓発的だった。展示されていた画家のなかで、絶対に覚えて帰ってほしいと言われたのが、原撫松、坂田一男、国吉康雄。特に坂田一男はカンディンスキーなどが好きな僕にはドツボだった。

後者というか、メインディッシュの岡崎信吾は、大半が麦か畑の絵。どれもとても美しいのだけれど、人間の絵が自画像のみでとても寂しく感じた。僕は、基本的には人間の絵が好きなのだと思う。ただ、人間の視線や世界観が直截に引き出されるような絵は印象に残る。

絵を堪能していると、いつの間にやら時間がなくなっていた。慌てて岡山シンフォニーホールへ向かい、バッタリ出会った友人と合流しつつ、京都大と岡山大のオケの合同演奏会へ。シェヘラザード→ブラ1→マイスタ→風紋は流石に長かった。風紋の合同演奏やってます感が目にも耳にも心地よかったし、羨ましくもあった。

終演後、同輩や後輩を冷やかしに楽屋口でお喋りをし、電車で尾道へ。人生初のゲストハウス泊。ここで、ほかにもいくつか忘れ物をしたことに気づく。バスタオルなど。とはいえ、荷物の量を見るに、もはや持ってくる余地などなかった。