ブログ

 久々にブログを作った。
 ブログを開設し、2,3ほど記事を書くものの、続かない。そういうことをこれまでにも何度か繰り返している。僕に限らず、そういう人は少なからずいるのではないかと思う。
 きっかけというか、理由は以下のような感じ。

  • 大学のゼミの先輩と、どこの誰がどんな気持ちで作ったのかさっぱり分からないようなウェブサイトを眺めるのが楽しい、という話題で盛り上がり、自分もそういう誰の得にもならなさそうなアーカイブを残し、未来から見返してみたいと思ったから
  • なにより、僕自身、中学生だか高校生だかの時分に「日記サイト」を作っていたのを思い出して、懐かしく思ったから
  • 漫然と生活を送るなかで、「気づけば日々弾力を失っていく心が、ひたすら辛」く感じるようになり、何でもいいから生活に変化がほしかったから
  • ツイッターばかりしていたら、僕の用いている文法や語り方がいつの間にかインターネットに回収されてしまっていて、なんとなく怖かったから
  • 酒に酔った勢いで

 ツイッターでも事足りそうではあるけれど、人のツイッターを眺めていても、きっかけの一つ目に挙げたような、ネットサーフィン的なおもしろさが僕のなかには湧き上がってこないような気がする。
 経験者は分かると思うけれど、そのとき思ったことを何も考えずにツイートするのは簡単だけれど、ブログのような形式だと、なかなか「何も考えずに」とはいかない。書くということ自体、なにか倫理的なことと強く結びついている、みたいなことをフランスあたりの誰かが書いていたような気がするが、このことと決して縁遠い話ではないと思う。きっと、ほかの誰に読まれるつもりもない、ごく個人的な日記でさえ。
 書くこと、まとめること、物語ることについて、ブログという媒体はしやすく、また見やすくできているのだろう。

 それで、このブログは僕の日記帳です。その日あったこととか、何もなかったこととか、思ったことを書きます。おもしろくなると良いのですが。